今回はGitLabのComment templateを触ってみました。
背景
GitLab Comment templateはIssue / Merge request / Epic等のコメント部分のテンプレートを提供する機能で、個人またはProject/Group単位でよく使うコメントなどを定義し、コメントを記載する手間を省くことができます。
なおGitLab Freeプランでは個人レベルでテンプレートを用意できますが、Premium / UltimateプランではProject / Groupレベルで共有できるテンプレートを利用できます。
検証
ここではFreeプランでComment templateを簡単に動かしてみます。
Comment templateは ユーザー設定
の左メニューにある コメントテンプレート
から設定します。テンプレートを追加するため 新規を追加
を選択します。
テンプレートの作成画面は以下の通りです。ここではテンプレート名、テンプレートの内容を設定できます。
テスト用のテンプレートを設定後、例えばIssueの画面に移動します。このうち赤枠で囲った部分を押すと、設定したComment templateが表示されます。
設定したテンプレートの一覧が表示されるので、使いたいテンプレートを選択します。
テンプレートに設定した内容が表示されるので、このままコメントするか、更にコメントを追加することができます。
また以下のようにマークダウン形式でコメントしておくことで、EpicへのURLを追加するだけでコメントを完了させることもできそうです。